ここでは、統計学が最強の学問である
について書いて行きたいと思います。
まず、この本の最初には「統計学思考は読み書きと同じくらい重要」と述べられています。
最初の例として載っているのが、本の著者が関わった小売業では、ただ送ってたダイレクトメールにおいて「どういう客には送り、どういう客には送らない」という最適化を実施した内容です。すると何と結果は売り上げが 6% も上がったそうです。本には売り上げ 1,000 億円の会社とありましたから、これだけで 60 億円もアップです。
ここで重要だと思うのは以下の2点だと思います。
1. 統計的取り組みによってリスクなく自社の売り上げを大幅に上げる事ができた
2. 競合がやる前に取り組んだため、競合に顧客および売り上げを取られなくて済んだ
市場で競争している分、競合にやられず自社でせめて行く事が大切ですからね。
小売業の例に戻ると、本の著者はこのような統計的アプローチは小売業のみならず、どの分野、業種においてもデータを分析することで最善の解を出す事ができると書いてあります。
また、一方で面白い (funny) 事が書かれてあります。「会社においては何か新しい取り組みを行う際に、年を取った人々が "自分の感覚ではうまくいかない" とか "長年の経験によるとうまいくいかない" などを言ってくる事が多々あるが、これは必ず正しくない」とぐさり。確かに、その人 1 人の経験や勘でを頼りして、会社の企画や売り上げ策を決めたくないですからね。
その他の面白い (interesting) な例では、映画にもなった「マネーボール」についても触れられています。ご存知の方も多いかと思いますが、アメリカのお金のない弱小球団が強くなるために野球のプレーに関するありとあらゆる項目を数値化して、データ分析による改善の取り組みでチームが強くなり試合に勝って行くというものです。
上記の例を取り上げて、統計学がこのように流行って来たのは IT の進歩のおかげだと書いてあります。
この部分には全く同感です。私が思うに次の 4 つ要因があるのではないでしょうか。
1. PC などの処理速度自体が大幅に上がり計算が早くなった。複雑な計算式や繰り返し計算など
2. データ分析対象が増えた。アンケート調査などに加えて、Web アクセス情報、ソーシャル、購買履歴など
3. データ分析の結果を他システムへのインプットするようになった。グラフツール、会計、営業施策など
4. 上記の 1 から 4 を繰り返すようになった。1 日ごと、1 時間ごと、1 分ごと、、
この章の最後には次の引用で締めくくっています。
Google チームエコノミストであるハル・バリアン博士が 2009 年にマッキンゼー社にコメントを寄せた。「これからの 10 年で最もセクシーな職業は統計化だ」と。
この 1 章を読むだけでも、ますます次の章を読むのが楽しみになってきますね。
ちょっと頭を使いました。甘い物が欲しくなったので生チョコをネットで注文してしまいました。宇治抹茶の生チョコです。宇治抹茶 生チョコレート(こちらは楽天のリンクになります)
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