2014年5月16日金曜日

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック - (4/10)

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニックの 1 章を終えて 2 章の「分析を行う」を読んで行きます。

分析と聞くとチャートを出したり数値計算をごりごりやる、というイメージですが、この本に載っているマッキンゼースタイルは少々ことなります(というか分析の前にやることがあります)

いくつか「その前にやること」があり、気になる以下の点をピックアップします。
1. キードライバーを探す
2. 海の水を全部沸かすな

いかがでしょう。データ分析の前にまだまだ頭を使って絞るプロセスが大切だと説いています。

キードライバーを探す、というのはビジネスを成功を分けるのは全ての要素変数ではない、ということです。つまり、重要な変数に着目して追求する、ということです。時間もお金もやる気も限られている中、いかにして一番影響のある要素を見つけるか、そして的を絞って掘り下げれるか、ここが非常に重要だということです。

私もついつい課題一覧が出てくると、すべて片付けたくなります。心情として「自分なら出来るさ」というのが裏にある気がします。周りにアピールしたい、という気持ちもあるんでしょうかね、、。

海の水を全部沸かすな、はやりすぎない、ということです。ある程度十分なクオリティのある結果が出たら次に進むということです。80% の出来で事足りるなら 100% に行かず次のプロセスへ行くという事。やはり時間やお金は有限です。次に進め、ということです。

自分の立てた仮説から有力なキードライバーを見つけて、優先度をつけて対応していく、というのが分析の一歩のようです。

でもやっぱり全てやりたくなりますよね、、感覚としてドラクエとか FF みたいに。ダンジョンとか行くと片っ端から宝箱とかクリスタル見つけるためにくまなく探してしまう頃の名残でしょうか。

2014年5月13日火曜日

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック - (3/10)

ここから 1 章の問題の構造を把握するの 2 部仮説を立てるについて書いて行きます。
先ほどの マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック - (2/10) にて構造化の重要性を多く学びましたが、2 部からはその後どのようにプロセスを進めて行くかということが書かれています。

キーとなるトピックは以下の通りです。

1. 最初の会議で問題を解決してしまう
2. 用意周到な準備が必要
3. 白紙の状態から始める

そして常に頭にもっているべきことはその問題は解決すべき問題なのかということです。やはり凄いな、と思うのは 1 つめの「最初の会議で問題を解決してしまう」というところでしょうか。

確かに1つずつ分析していって最後に答えを出すより、仮説を証明あるいは反証して行った方が遥かに手っ取り早く効率的な場合が多いです。1つずつ分析していくと、途中で目的が分からなくなってしまいがちですし。

ただその最初の会議で問題を解決するには、そうとうの準備というか日々の仕事の姿勢というか事前知識や経験がないと難しいです。すっぴんの状態で会議に参加しても「知りません」で終わってしまいますしね。

とはいえ、業界の知識がなくてもネット記事や業界大手の IR 情報に目を通せばある程度は分かってきます。が、そこでも重要なのはユーザベースのファクト。ヒアリングの結果や肌感覚など生の情報はやはり普段の仕事や日常を通して注意深く見て行くしかないです。

このように最初に立てる仮説に沿ってリサーチや分析を進めると、意思決定の効率や効果が増します、、が読み返すほどに日常業務の反省点が浮かびます。

2014年5月12日月曜日

SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀 - (2/5)

SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀、の 2 回目です。今回は組織のパターンについて載っていました。

それは次の 2 つです。ソニーの盛田さんの言葉から引用されています。 a. 石垣型
b. レンガ型

a の石垣型は日本の城壁や防波堤?などに良くある石の大きさを上手く考慮して隙き間無く築いていくスタイルです。これを組織に当てはめると、人のスキルには善し悪しがあるので、上手くお互いがカバーし合う組織で、抜け漏れや見落としが少なくなるというメリットがあります。デメリットとしては、責任の所在や意識決定の速度が遅くなるというのがあります。主に日本や東南アジアの国はこのスタイルが多いです。

b のレンガ型はまさしくレンガ造りの家などを想像していただければ分かりやすいです。大きさが均等で積み上げて行くスタイルです。まず組織の枠組みがあり、枠組みに人材を当てはめて行くというもので、欧米に多いです。

参考にしている本は SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀 です。

2014年5月11日日曜日

SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀 - (1/5)

SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀、を Kindle で落として読んでいます。最初の数十ページ読みましたが共感するところが多いです。

私が外資系の IT 企業で働いていて日本人のとても良いと感じるところは以下の2点です。

1. 目標達成のためならプライベートの時間を惜しまない
2. 感性と好奇心が強い

1 つめは日本人の方ならだれでも概ねなっとくかと思います。進捗に遅れがあろうなら、11時、12時までの残業は当たり前でしょう。誰一人(公の場で)文句を言わず、あたかも当たり前のように作業に没頭します。深夜残業は良い悪い話はありますが(個人的には早朝に起きてやる方をお勧めします)、目標に対するコミットメントは凄いと思います。

個人的な意見ですが、このプライベートを使いまくる努力があったからこそ経済成長があり今の良い生活があるのだと思っています。

そして2つめ。完成と好奇心について。われわれ日本人だから気づきませんが、外国に行くと日本の物のきめの細かさには改めて凄さを感じます。例えば、マンガでも良いですが、外国にいくとアニメライクな説明があるところのキャラクターの質の低さは否めません。何かものであっても細部の色合いや塗り漏れなどは日本のものの細かさに比べれば幾ばくか劣ります。

さらに好奇心に関しては、それら細部への好奇心、そしてあれこれ網羅的に試す姿勢が他国に比べて高いと思います。

この SONYとマッキンゼーとDeNAとシリコンバレーで学んだグローバル・リーダーの流儀 は読み始めて途中ですが、実感を持って四読んで行けそうです。

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック - (2/10)

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック、にて1回目は構造化について書きました。人の事となると客観的に見れるのに、自分のこととなると構造化の手が緩んでしまいます。

構造を利用して、思考を強化するというぐらい構造化にこだわっているのがマッキンゼー流。思考プロセスが不適切であったり、構造的な思考が全く見られない状況があるため、特にマッキンゼーのような戦略コンサルが価値ももたらす商談が多くあるのでしょう。

今回このブログでは、活用と実践ガイドについて書きます。ステップは概ね以下にまとめられそうです。

1. 現実を構造化する
2. 問題を構成要素に分解する

簡単な2ステップですね。というわけにはいきません。いきなり、現実を構造化、ですから。現実とは何でしょう。

日々情報量がどんどん上がり、とても使いこなせない量の情報が溢れている。こうしたデータの氾濫を管理するのに、最も関連のある事実だけを選別するしかない。構造化された適切なフレームワークがあれば、この作業をはるかに効率的に進める事ができる、と書かれています。

同感です。戦略コンサル的な発想とは異なりますが、ソフトエンジニアとしてならば情報量が増えても計算量が比例して多くならないようにしなければなりません。0(n) であったり、最低でも 0(nlogn) の計算量で実現できるアルゴリズムが必要です。

話が少しずれましたが、膨大な情報がシンプルになれば分析する人にとっても管理や分析しやすいですが、それ以上に周りの関係者に共有しやすくしやすくなります。これはとても重要ですね。さらには原因などを突き詰めるときも時間をかけずに行う事ができます。

このシンプル化は非常に難しい。無駄な物を無視 or 捨てないといけないです。どれも大事だと思ってしまうので、捨てる勇気はかなり必要です。なので、捨てる場合は十分な検証が必要です。

私もまだ修行中ですが、最初は慎重になりすぎました。ただ、慣れるにつれて少しずつ捨てやすくなりました。捨てると意外とすっきり?します。

捨てるのは怖いです、怖いからこそ真剣に考えるようになりました。結果的に勘というかスキルというか目指すべき指標を見つけやすくなりました。

少しずつ成長していくしかないですね。

2014年5月10日土曜日

マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック - (1/10)

このブログを1年近く更新してなかったことに気づいて反省。
久々になるけども再開していこうと思います。

復活の1段目は、マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック、という本です。
文庫本形式でコンパクトに持ち運びやすいながらも、内容は濃いのではないでしょうか。

まず1章の「問題の構造を把握する」の 1 構造を把握する、から。

この最初の章は見るたびにはっとさせられます。

1. MECE を徹底させる
2. 初めての問題など存在しない
3. クライアントは、それぞれが唯一無二

1 つめの MECE は最近よく仕事の環境でも聞きますし、特に戦略コンサルでなくても使うのではないでしょうか。 ただ 2 つめの「初めての問題など存在しない」は、よほど日常で意識しないと気づきません。というか、自分が直面する困った状況(期日が早まった、大きなトラブルになった、同僚が助けてくれない、などなど)が深刻なほど「なぜ自分がこんな難しい状況になるんだ。まわりは飲み会とか行っているのに」と心のどこかで思ってしまいます。

著者は、この「初めての問題」問題に関して次のように書いています。

...
マッキンゼーは、構造化された問題解決での経験を多いに活用してきた。いくつものフレームワークをコンサルトは数多くの共通するビジネス状況の概要が素早く見えるようになる。
<中略>
構造がないとアイデアに説得がでない
構造を利用して、思考を強化する
...

正直最初読んだときは意味が分からない、というか実感がなかったです。ただ、大変な状況(夜寝れない、自分の手を離れてお客さんの判断で天国か地獄が決まるなど)をいくつか体験してきて、やっと分かりました。

メンタル面で焦ってもしょうがない、出来る事は使用するフレームワークによって決まっている。そのやり方、リスク、想定される結果、にフォーカスすることで、余分?な心配ごとは消え、定量化されたフレームワークな分、同僚や上司やお客様にも共有することができ、一緒に解決に向けて動く事ができるようになる。

このことがようやく分かってきてから、自分で watchpoint(注意点) をあらかじめ把握できるようになり、プロジェクト等もスムーズに行えるようになりました。(もっと早くこの本に出会ったいたらと思うと :))

書籍は マッキンゼー式 世界最強の問題解決テクニック (ソフトバンク文庫) から購入できます。